キッチンでカランをクリーニングする場合はクエン酸で汚れを落とすことができる

キッチンでカランをクリーニングする場合はクエン酸で汚れを落とすことができる

キッチンを自分でクリーニングする場合、汚れの特性に合わせて作業していくのがポイントとなりますが、カラン（蛇口）の汚れに対してはクエン酸を使うのが効果的です。カランに付着する白い汚れは水垢なのですが、水垢は水道水に含まれるカルシウムやナトリウム、カリウムなどのミネラル分が結晶として残ったものです。水垢はアルカリ性なので、酸性の洗剤を使うと効果的なのですが、クエン酸も酸性なのでアルカリ性の水垢を中和して落としやすくしてくれます。しかも、自然由来の素材であるため体にも環境にも優しく、キッチンでも安心して利用することが可能です。 実際にクリーニングに使用する際は、水100mlに対して小さじ1/2ほどを入れて、カランにまんべんなくスプレーします。後はスポンジでこすり落として水で洗い流すだけですが、頑固な汚れの場合は2時間ほど放置してからこするのがおすすめです。また、放置する際はラップなどでパックすると、水垢に浸透しやすくなるのでより効率的に汚れを落とすことが可能です。

キッチンを上手にクリーニングして悪臭の原因をシャットアウト

キッチンからいつも悪臭がして困ってる、だけども原因がよくわからない、こんな方もいるのではないでしょうか。キッチンでは日頃から調理や洗いを繰り返すため、生ゴミのコーナーだけでなく、食材カスや洗剤カスが排水口付近に蓄積しやすく、それが悪臭の原因になることがよくあります。したがって日頃からコーナーの生ゴミはこまめに捨てると同時に、排水口付近もしっかりクリーニングして、悪臭の原因をシャットアウトすることが肝心です。特に排水口のフタやゴミ受けに雑菌が繁殖してヌメると、それが悪臭を放つようになります。フタのヌメりは食器用洗剤で落とし、ゴミ受けは重曹とクエン酸そして歯ブラシを使用して、ヌメりや汚れを除去しなければなりません。悪臭が原因になるもう1つのポイントは、排水パイプの詰まりです。ここにも食材カスや洗剤カスが溜まりやすく、これが詰まると悪臭を放つようになります。特に排水トラップ付近はこの傾向が高いので、手がとどく範囲ならば歯ブラシや専用洗剤で汚れを落とします。さらに排水パイプの奥をクリーニングするならば、排水口をいったんタオルで塞ぎ、60℃程度のお湯をシンクに貯めたら、タオルを引き抜いて、一気にお湯を排水パイプへ流し込みます。こうすることで排水パイプ内に蓄積した食材カスや油脂が、お湯の勢いと温度で除去されやすくなります。